３連覇を目ざしてU-17アジアカップに臨んだU-17日本代表は、グループステージ（B組）で１勝１分け１敗。他カードの結果によって奇跡的に首位通過を果たし、U-17ワールドカップ出場権を何とか勝ち取った。

　たが、準々決勝で開催国のサウジアラビアにPK戦の末に敗北。思わぬ早期敗退を余儀なくされた。

　王者の苦戦は海外メディアにも驚きを与えたようだ。インドネシアメディア『suara』は４月18日、大会を総括する記事の中で、「ユースレベルでも、長らく強豪として知られてきた日本について言及しなければならない」とし、こう綴っている。

「ディフェンディングチャンピオンとして、そしてU-17アジアカップ史上最も成功を収めたチームとして出場した日本は、これまで決勝に５回進出し、４度の優勝を飾っている。また、非常に充実したユース育成プログラムを持つことでも知られている。しかし、2025年大会では期待通りにはいかなかった」

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　同メディアは「日本はベスト８でサウジアラビアにPK戦で劇的な敗戦を喫し、敗退を余儀なくされた。試合は90分間で２－２の引き分けに終わったが、サウジアラビアのPKを成功させる際の精神的な強さが、日本のタイトル防衛の野望を阻んだ」と続けている。

「U-17レベルでの日本の圧倒的な強さを考えると、この敗退は今大会における最大のサプライズの一つだった。日本サッカー協会は、若い世代の栄光を取り戻すため、大規模な見直しを行なう可能性が高い」

　ちなみに、インドネシアは、韓国を破るなどグループステージで３連勝を飾ったものの、準々決勝で北朝鮮に０－６の大敗を喫している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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