リーグ１（イングランド３部）で優勝を飾ったバーミンガムは４月16日、岩田智輝がリーグの年間MVPにノミネートされたと発表した。

　28歳の日本人MFは移籍１年目の今シーズン、主軸として活躍。リーグ制覇とチャンピオンシップ（２部）昇格に大きく貢献した。

　この快挙に反応したのが、その岩田を昨夏に手放してしまったセルティックの地元メディア『THE CELTIC BHOYS』だ。「イングランドのクラブの発表により、セルティックのミスは明らかになった」と主張している。

「イワタは先発として活躍できる力を見せた。セルティックは昨夏に彼を放出した決断を後悔しているかもしれない」

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　同メディアは、「セルティックは今夏の移籍市場で選手層に多くの穴があり、慌ただしい状況が予想される。ここ数年、選手不足に悩まされているポジションの一つが守備的MFだ。このポジションには補強を重ねてきたものの、最終ラインでのプレーに長けているにもかかわらず、カラム・マグレガーが中盤の底としてプレーせざるを得なかった」と指摘。こう嘆いている。

「セルティックは最初から答えを目の前にしていたかもしれないのに、彼の移籍を許してしまった。イワタは素晴らしいシーズンを送り、バーミンガムはリーグ１のタイトルとチャンピオンシップ昇格を勝ち取った。この日本人MFも、その功績を正当に評価されている」

　後悔先に立たずとはこのことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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