アジアサッカー連盟（AFC）が４月17日、アジア・チャンピオンズリーグエリート（ACLE）ファイナルズでの半自動オフサイドテクノロジー（SAOT）導入を発表した。

　AFC によるとSAOTの導入はアジアのクラブ国際大会では初めてで、今大会の４月25日から５月３日にかけて開催される全７試合で、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）とともに完備される。

　SAOTは、フィールド上のボールと選手の正確な位置を追跡するために配置された専用トラッキングカメラを活用し、審判の判断をサポート。オフサイド判定に必要な情報である手足やその他の身体部位の位置を、自動で迅速かつ正確に把握し、仮想オフサイドラインをより効率的に配置できる。
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　また、オフサイドシーンを再現する３Dアニメーションがスタジアムの電光掲示板に映されるほか、テレビ放送局にも提供。AFCは「最新の技術進歩を採用する決意は、試合審判員による判定の正確性と誠実性を向上させるとともに、世界の審判の最前線に留まるという AFC の取り組みをさらに強調するものです」と説明している。

　サウジアラビアで行なわれるACLEファイナルズには、リーグステージとラウンド16を勝ち上がった８チームが出場。日本からは横浜Ｆ・マリノスと川崎フロンターレが参戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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