「ELで優勝しても残念なシーズンになることは間違いない」プレミアで衝撃の14位。マンUマグワイアの考え方「だけど…」

2025年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「成績が不十分だから、プレミアでは得られないものだ」

選手を代表してリヨン戦前の会見に出席したマグワイア。(C)Getty Images

 考え方は様々だ。

 今季途中からルベン・アモリム監督が率いているマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグで14位に低迷している。ただ、ヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝に進出。同大会を制覇すれば、優勝の称号に加え、チャンピオンズリーグの出場権が手に入るため、"一発逆転"という見方もある。

 では選手はどう考えているのか。欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、現地時間4月17日に開催されるEL準々決勝、リヨン戦の第2レグ(第1レグは2-2)を前に、ハリー・マグワイアがアモリム監督と共に会見に出席。こう見解を示した。

「ヨーロッパリーグで優勝しても、選手としては残念なシーズンになることは間違いない。だけど、大きなボーナスになるだろう。このクラブでプレーしている以上、トロフィーが必要だ。ヨーロッパリーグ優勝は特別なものになる。来シーズンのチャンピオンズリーグへの出場権を得られるんだ。成績が不十分だから、プレミアリーグでは得られないものだ」
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 以前はキャプテンを務めていた32歳のイングランド代表DFはそのうえで、「最近のパフォーマンスは上がってきていると思う」と発言。自信を深めるなか、本拠地オールド・トラフォードでの決戦に向け、意気込みを示した。

「選手たちがもっと責任を持ち、自分たちに有利になるように変えていかなければならない。五分五分の試合が多く、結果的に不利な方に終わってしまった。それはチームとして、選手集団として取り組まなければならない部分だ。(木曜日は)コンペティションにおいて重要な夜だ。オールド・トラッフォードでの大一番、ヨーロッパの夜。楽しみにしているよ」

 EL優勝でプレミアリーグでの低迷がチャラには決してならないが、サポーターのストレスが減り、来季への希望が増すことは間違いない。フランスの雄を下し、タイトル獲得により近付けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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