現地４月16日に行なわれたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の第２レグで、昨シーズン王者のレアル・マドリーがアーセナルとホームで対戦。この試合は１－２、２戦合計１－５で敗れ、連敗の夢が潰えた。

　アウェーでの第１レグを０－３で落としていたマドリーは、この試合でも65分に先制されると、２分後に１点を返したものの、後半アディショナルタイムにも被弾。奇跡は起こせなかった。

　アーセナルOBのマシュー・アップソン氏は英公共放送『BBC』で、古巣とマドリーを比較し、こう指摘している。

【動画】マドリー守備陣をチンチンにしたアーセナルの連係弾

 「マドリーは、サポーターが期待するレベルに達していない。だから、何らかの変化があっても驚かない。アーセナルはよく訓練されているからこそ、そう言えるのかもしれない。両チームの間には、フィジカル的な差があるように思えた」

　元イングランド代表DFは、「アーセナルは脅かされることはなく、むしろ得点する可能性が高いように見えた」と続けている。

　これまで"CLに愛されてきた"マドリーだったが、この日ばかりは主役の座をガナーズに譲るかたちとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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