「失望しているのは明らかだ。でも『失望』ってどういう意味?」CL敗退後、バイエルン退団が迫る英雄が投げかける

2025年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕らはイタリアで最高のチームと対戦した」

バイエルンはベスト8で敗退となった。(C)Getty Images

 現地時間4月16日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第2レグで、伊藤洋輝(怪我で離脱中)が所属するバイエルン・ミュンヘンが、インテルと敵地で対戦した。

 第1レグは1-2で敗戦。ベスト4進出へは勝利が求められるなか、52分にエースのハリー・ケインが先制点を挙げる。しかし、58分、61分に失点。あっという間に逆転されてしまう。

 その後、懸命に反撃を続けたものの、76分にエリック・ダイアーが同点弾を奪うのが精一杯で、2-2のドローに終わった。

 この結果、2戦合計3-4でベスト8敗退。今季限りでバイエルンを退団するトーマス・ミュラーは、フル出場で奮闘したが、最後にもう1度CL制覇の夢は潰えた。
【動画】見事なスルーパスからサカが先制弾
 クラブ公式サイトによれば、バイエルン歴代最多出場記録を更新し続けている35歳は「失望しているのは明らかだ。でも『失望』ってどういう意味なんだろう?」と投げかけたうえで、自らの考えをこう伝えた。

「結局のところ、僕らはただフットボールをプレーしているだけだから、それほどがっかりはしていないよ。僕はいつも個人的に試合を判断するんだ。自分は全力を尽くしたか?鏡の中の自分を見られるか?チームは全力を尽くしたか?

 当然、それについて議論できる。だけど、僕らはイタリアで最高のチームと対戦した。彼らは今シーズンのチャンピオンズリーグで、準々決勝に入るまで2失点しかしていなかった。そんな相手に僕らは1-0とリードし、良い形でゲームに入った。でも明らかに、彼らも良いチームだった。最後の5分間でどれか1つでも得点できていたら、僕らは違う形でここに立っていたかもしれない」

 CLでの戦いを予定より早く終えた今、首位に立つブンデスリーガで確実にタイトルを掴めるか。残り5試合で、昨季に連覇をストップさせられたレバークーゼンとの勝点差は6だ。そして、その先にはクラブ・ワールドカップが控える。

 ミュラーラストイヤーでもある今季、再び無冠は絶対に許されない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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