0-3、1-2、1-5…アーセナルに屈辱の惨敗でCL敗退。マドリー65歳指揮官は何を語った? 退任時期は不明「明日かも」

2025年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

これが最後のチャンピオンズリーグになる?と問われ…

今季限りでの退任が取り沙汰されているアンチェロッティ監督。(C)Getty Images

 第1レグ0-3、第2レグ1-2。2戦合計1-5。連敗、完敗で王者が姿を消した。

 現地時間4月16日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2レグで、前回王者のレアル・マドリーは、冨安健洋(怪我で離脱中)が所属するアーセナルとホームで対戦。大きなビハインドを負って再戦に臨んだなか、先制を許した直後の67分にヴィニシウス・ジュニオールが同点弾を挙げたものの、90+3分にこの日2点目を浴び、再び敗れた。

 アーセナルに力の差を見せつけられる結果に。クラブ公式サイトによれば、カルロ・アンチェロッティ監督は「チャンピオンズリーグ敗退は残念だ。フットボールのもう1つの側面だ。嬉しいこともあれば、悲しいこともある。幸せな部分を管理するのと同じように、悲しい部分も管理しなければならない」「2試合ともアーセナルの方が良かった」などと語った。

 ただ、ずっと下を向いてはいられない。「3つのコンペティションが残っている。リーガ・エスパニョーラ、コパ(・デル・レイ)決勝、クラブ・ワールドカップに集中しなければならない」と気持ちを切り替えた。
【動画】見事なスルーパスからサカが先制弾
  65歳のイタリア人指揮官は、今季限りでの退任が取り沙汰されている。試合後会見での話題は去就にも及び、報道陣から「これが最後のチャンピオンズリーグの試合になるのか?」という質問が飛ぶと、アンチェロッティ監督は次のように答えた。

「分からない。クラブが交代を決断するかもしれない。今年かもしれないし、契約が切れる来年かもしれない。ここでの仕事が終わる日が来れば、私ができるのは1つだけ。このクラブへの感謝だ。それは明日かもしれないし、10日後かもしれないし、1年後かもしれない。契約が今年で終わろうが、来年で終わろうが関係ない」

 首位バルセロナを勝点4差で追うラ・リーガ、その宿敵と決勝で相まみえるコパ・デル・レイ、そしてクラブ・ワールドカップを制し、CLでの苦い記憶を上書きできるか。マドリーの今シーズンはまだ終わっていない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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