現地時間４月16日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝第２レグで、昨季王者のレアル・マドリーと冨安健洋が故障離脱中のアーセナルが前者のホームで対戦した。

　ホームでの第１レグで３－０と快勝したアーセナルは13分、CKの際にメリーノがアセンシオに引っ張られたとしてPKを獲得。だが、サカのキックがGKクルトワにストップされ、絶好機を逃す。

　守護神に救われたマドリーが押し込む時間が続き、23分にエムバペがライスに倒されてPKを獲得。しかし、オンフィールドレビューによって取り消される。

　31分には、エムバペがミドルシュートを放つも枠を外れた。

　その後もホームチームが攻め込んだものの、スコアレスのまま前半を終えた。
【動画】見事なスルーパスからサカが先制弾

 　後半に入ってもゴールが遠いマドリーは61分に３枚替え。ロドリゴ、アラバ、ルーカス・バスケスを下げて、エンドリッキ、フラン・ガルシア、ダニ・セバジョスを投入する。

　しかし65分、メリーノのスルーパスを受けたサカのシュートで被弾し、先制を許す。

　それでも67分、相手にDFサリバからボールを奪ったヴィニシウスがネットを揺らし、すぐに１点を返す。

　だが、追加点を奪えないなか、後半アディショナルタイム３分にカウンターからマルチネッリのシュートで失点し、万事休した。

　このままアーセナルが２－１で勝利し、アグリゲートスコア５－１で16シーンぶりのベスト4に進出。マドリーは連覇の夢が潰えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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