新天地フランスでの挑戦は厳しいものになっている。

　セルティックでゴールを量産していた古橋亨梧は、30歳の誕生日を迎えた今冬に、欧州５大リーグの一角を占めるリーグ・アンのレンヌに移籍。いわばステップアップを果たしたものの、先発はデビュー戦の１試合のみ。プレータイムはわずかで、ここまでゴールもアシストもない。

　この現状を受け、"古巣"スコットランドの『Daily Record』紙は「日本人ヒットマンは、１月にフランスへ1000万ポンド（約20億円）という驚きの移籍をするまでは、パークヘッドで大成功を収めていた。しかし、リーグ・アンでは全くと言っていいほどインパクトを残せておらず、レンヌではほとんど出番がない」と報じた。
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　同紙はまた、同じく今冬にレンヌの一員になったハビブ・ベイェ監督の発言を紹介。それによれば、47歳の指揮官は日本代表FWについて次のように語った。

「たとえ彼が望むような出場時間を得られなくても、私のチームにとって不可欠な存在だ。キョウゴの出場時間が少ないからといって、私の期待に応えていないわけではない。そうでなければ、スカッドにいないし、サブとして出場もしない。彼はクオリティの高い選手だし、チームに何かをもたらすだろう。私はそう確信している」

　古橋はクオリティの高さを証明するためにも、１日も早く初ゴールを奪えるか。スコットランドで磨いた得点力をフランスで発揮したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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