「来週どうなるかな」“役者ぶり”発揮のファン・ダイク、公然の秘密に言及。サラーは5年ぶりVへ強い覚悟「ファンに借りがある」

2025年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

2位アーセナルと13P差。最短で20日に優勝決定

土壇場で決勝点を奪ったファン・ダイク(手前)。(C)Getty Images

 現地時間4月13日に開催されたプレミアリーグ第32節で、遠藤航が所属する首位のリバプールは、16位のウェストハムと本拠地アンフィールドで対戦。遠藤は最後の交代選手として85分から出場したなか、2-1で接戦を制した。

 序盤から押し込んだリバプールは、モハメド・サラーの絶妙なラストパスで、ルイス・ディアスが押し込み、18分に先制に成功。しかし、追加点は中々奪えない。

 すると86分、右サイドからのクロスに対応した、フィルジル・ファン・ダイクとアンドリュー・ロバートソンが重なる形になり、痛恨のオウンゴール。土壇場で同点弾を献上したものの、直後の89分にファン・ダイクが汚名返上とばかりに、CKからヘッドで叩き込み、決勝点を奪ってみせた。

 クラブ公式サイトによれば、終盤にあらゆる意味でとてつもない存在感を発揮したファン・ダイクは、オウンゴールをこう振り返った。

「彼(ロバートソン)が叫んでいるのを耳にした。でも聞いてくれ。こういう出来事は残念ながら起こってしまう。もちろん、それを正す時間はあり、幸運にも正せた。僕らはたくさんトレーニングしているし、重要な存在になろうと努力している。今日はようやく決勝点を決められた。さあ次に行こう」
【動画】アンフィールド大熱狂!頼れる主将ファン・ダイクが終了間際に決勝弾!
 33歳のキャプテンは、今季限りでリバプールとの契約が切れる。ただ、契約延長はかなり近いようだ。

「僕がどれだけこのクラブを愛しているかはみんな知っている。来週どうなるか見てみよう」

 また、一足先に契約を延長したサラーもインタビューに対応。前回のリーグ制覇時はコロナ禍だったなか、大勢のサポーターの前で優勝を掴み取りたいと誓った。

「ファンに借りがある。(2019-20シーズンに)タイトルを獲った時は、ロックダウン中にだった。だからこそ、頑張って優勝しよう。それが1番大事なことだ」

 アルネ・スロット体制1年目のリバプールは、首位を独走。残り6試合で2位アーセナルに13ポイント差をつけており、最短で次節が行なわれる20日に優勝が決定する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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