現地時間４月13日に開催されたプレミアリーグ第32節で、遠藤航が所属する首位のリバプールは、16位のウェストハムと本拠地アンフィールドで対戦。今季リーグ戦で一度も先発がない遠藤は、この日もベンチスタートとなった。

　プレミアリーグ第19節（５－０）、リーグカップ３回戦（５－１）と今季のウェストハム戦でいずれも大勝しているリバプールは、18分に先制する。ディフェンスと上手く入れ替わって抜け出したサラーのラストパスを、ディアスが難なく流し込んだ。

　さらに33分には、サラーのクロスに今度はマカリステルが飛び込むも、GKアレオラの好守に遭う。

　１－０で折り返すと、後半開始直後の47分にペナルティエリア手前でFKを獲得。マカリステルが狙いすましたシュートを放つが、惜しくもクロスバーを叩く。
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　追加点が遠い状況を受け、60分にスロット監督が動く。ジョッタとツィミカスに代え、ガクポとロバートソンを送り込む。

　67分にはボーウェンに抜け出され、大ピンチを迎えるが、タイミング良く間合いを詰めた守護神アリソンがビッグセーブで防ぐ。

　その直後、再び２枚替えを敢行。ブラッドリーとジョーンズを下げ、クアンサーとソボスライを投入する。

　終盤にかけてアウェーチームの反撃に遭い、守備の時間が続くなか、85分にサラーとの交代で遠藤が入る。日本代表のキャプテンは、前節は出番がなかったため、２試合ぶりの出場となった。

　このまま逃げ切りたいところだったが、86分に右サイドからのクロスに対応したファン・ダイクとロバートソンが重なる形になり、痛恨のオウンゴール。土壇場で同点弾を献上する。

　ただ、89分にCKからファン・ダイクがヘッドで叩き込み、ミスを帳消しにする勝ち越し点をゲット。このまま２－１で接戦を制した。

　首位を独走するリバプールは、残り６試合で２位アーセナルとの勝点差を13とした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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