フランスで新記録が誕生した。

　現地時間４月11日に開催されたリーグ・アン第29節で、伊東純也、中村敬斗、関根大輝を擁する16位のスタッド・ドゥ・ランスが、９位のRCランスと敵地で対戦。日本代表トリオが揃って先発し、２－０で快勝したなか、圧巻のパフォーマンスを披露したのが、背番号17だ。

　シーズンを通して好調の中村はまず34分、セルヒオ・アキエメからのクロスに右足で合わせ、先制点をマーク。日本人初のリーグ・アン二桁得点を達成すれば、88分にカウンターからこの日２点目を挙げ、得点記録をさらに伸ばしてみせた。
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　現地メディア『Maxifoot』は、チーム全得点を叩き出した24歳の日本代表FWを「ランスの決定的な男」と表現。採点記事で守護神のイェバン・ディウフの８点に次ぐ7.5点を与え、大絶賛した。

「チームが苦戦を強いられていた時間帯でさえも、このウインガーはその攻撃的なプレーでRCランスにとって厄介な存在だった。（アウレリオ・）ブタが無駄にした場面ですでにチャンスに絡んでいたランスの男は、アキエメのクロスから狙いすましたシュートを放ち、先制点を奪った。その後、試合終了間際に再び印象的な仕事をやってのけた。（ノア・）サンギのパスから２点目。まさにご褒美だ」

　中村の大活躍でS・ランスは14位に浮上。１部残留に一歩前進した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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