「退団が迫る」遠藤航の後釜にリバプールがドイツ代表MFを獲得か「エンドウよりも強力なオプション」「スロット監督の構想に完璧に合致」

2025年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「5000万ユーロを投じる準備を整えている」

出場時間が限られている遠藤。(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航に関して、現地イングランドでは今夏の去就を巡る報道が絶えない。

 今季の遠藤はリードしている試合の終盤に投入され、ゲームを締めるクローザーとして活躍している。だが、プレミアリーグでは先発が一度もなく、ワールドカップが控えるなか、出場時間を求めて本人が移籍を志願する可能性はある。または、残留を望んでもクラブが売りに出すかもしれない。

 そんななか、『THE 4TH OFFICIAL』は4月8日、レッズの中盤強化に言及。「リバプールはシュツットガルトの選手獲得に5000万ユーロを投じる準備を整えている」と報じた。

 同メディアはまず今シーズンの現状について、「リバプールは、今季のプレミアリーグの優勝候補として圧倒的な強さを見せている。彼らの攻撃は容赦なく行われ、毎週のように対戦相手を圧倒している。しかし、チャンピオンズリーグはベスト16で敗退し、リーグカップ決勝でもニューカッスルに驚かされた。失望は彼らを苦しめるかもしれないが、彼らの決意は固まっている」と綴った。

「アルネ・スロット監督はチームに、その強みをさらに強化するよう促している。彼らは夏の移籍期間に選手層を厚くすることを目ざしている。新しい才能が、すべての大会で彼らに火をつけるだろう。リバプールは、ただ一つのトロフィーに満足せず、来シーズン、激しい決意ですべてのタイトルを追い求めるだろう」

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 そして、「『Fichajes』はリバプールが来シーズンの中盤強化のためアンジェロ・シュティラーの獲得を狙っていると報じた。リバプールはシュツットガルトでの彼の安定した活躍を高く評価しており、その才能を確保するために5000万ユーロを投じる計画だ」と伝えている。

「リバプールは最近、(レアル・ソシエダの)マルティン・スビメンディの獲得を狙っていたが、現在はターゲットを移している。彼らは、もうすぐ移籍するかもしれないエンドウよりも強力なオプションを求めている。シュティラーはスロットの構想に完璧に合致し、ライアン・フラーフェンベルフの先発の座を争うことができる。クラブは彼を熱心にスカウトし、今夏獲得する準備ができている。しかし、シュツットガルトは簡単にスター選手を手放すことはないだろう」
 

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