現地時間４月８日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）の準々決勝第１レグで、冨安健洋が故障離脱中のアーセナルが昨季王者のレアル・マドリーとホームで対戦した。

　序盤から激しく攻め合う展開となるなか、アーセナルは13分、カウンターを発動。最後はトーマスがシュートを放つも、GKクルトワの正面を突く。

　31分にはエムバペに抜け出されるも、シュートはGKラジャが難なくセーブした。

　44分、右サイドからのクロスにライスがヘッド。ここはクルトワの好セーブに阻まれ、こぼれ球に反応したマルチネッリのシュートも敵守護神に防がれる。

　後半に入って58分、ライスが鮮やかなに直接FKを叩き込み、アーセナルが均衡を破る。
【動画】ライスの鮮やかなFK２連発

　一気に攻勢を強めるホームチームは、68分にも波状攻撃を仕掛けるも、３本のシュートが、クルトワのセーブとアラバのブロックに阻止され、追加点を奪えない。

　それでも70分、ライスがなんと再び直接FKを決め、リードを広げる。

　さらに75分、見事な崩しからFWで起用されたメリーノがワンタッチシュートでネットを揺らし、３点目を奪う。

　後半アディショナルタイムには、マドリーのMFカマビンガが２枚目のイエロカードで退場となったなか、このままアーセナルが３－０で快勝を収めた。

　連覇に黄信号が灯ったマドリーのホームでの第２レグは、現地４月16日に開催される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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