レアル・マドリーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが、アトレティコ・マドリーとのPK戦を回想した。

　３月に行なわれたチャンピオンズリーグ（CL）のラウンド16で、レアルはアトレティコ・マドリーと激突した。２戦合計２－２のまま、突入したPK戦を４－２で制して準々決勝に進出。リュディガーは５人目に登場し、最後のキッカーとして確実に成功させた。

　しかし当初、５番目に蹴るのは18歳のエンドリッキの予定だったという。カタールメディア『Alkass』のインタビューで、ドイツ人DFは当時の秘話を次のように明かしている。

「５人目はエンドリッキだったが、俺が責任を負うべきだと思った。彼を守るために、代わりにキッカーを引き受けたんだ。あいつはまだ若く、もし失敗すれば精神的に影響を受ける可能性がある」
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　また、このPK戦ではアトレティコのフリアン・アルバレスのキックが"ダブルタッチ"と見なされ、失敗と判定されるなど物議を醸した。

　これについてリュディガーは「正直に言って、最初から分かっていることだが、レフェリーはVARチェックの末にPKが失敗だとみなした。だから、議論になっているのが理解できない」と自身の見解を述べている。

　なお、このインタビュー内で「ラ・リーガで最も手強い選手」を訊かれたリュディガーはアルバレスを挙げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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