「VARは金がかかるだけ」衝撃タックルもノーファウル。被害者の伊東純也と共にS・ランス会長が激怒!「彼らはハンバーガーを食べていた」

2025年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今日のレフェリングはスキャンダラスだった」

揉み合い中から抜ける伊東(右端の7番)。(C)Getty Images

 スタッド・ドゥ・ランスのジャン=ピエール・カイヨ会長が、ノーファウルに激怒した。フランス紙『Le Parisien』が伝えている。

 現地時間4月6日に開催されたリーグ・アン第28節で、伊東純也、中村敬斗、関根大輝が所属するS・ランスは、ストラスブールとホームで対戦。日本代表トリオが揃って先発したなか、0-1で接戦を落とした。

 大きな注目を集めているのが、後半アディショナルタイムの判定だ。ペナルティエリア内でロングボールを受けようとした伊東を、バレンティン・バルコが全くボールを見ずに突き飛ばしたにもかかわらず、ターピン主審は笛を吹かなかったのだ。

 その判定も含めてか、伊東は激昂。バルコを突き飛ばし返すと、両軍がヒートアップして揉み合いとなり、退場者を1人ずつ出す事態となった。
【動画】伊東純也がブチギレ!相手MFを突き飛ばす衝撃シーン
 カイヨ会長は『DAZN France』の取材に応じた際、「イトウの件について」と切り出し、次のように語った。

「ストラスブールの選手はどの時点でボールを見たんだ? 私たちは礼儀正しくするつもりだが、彼らはまだ『自分たちは世界最高の審判を擁している』と説明するつもりだ。私はもう(審判ダイレクターの)ゴーティエ氏の月例会には行かない。何の意味もない」

 63歳の同会長は、主審に加えてVAR担当者を猛批判。リーグ・アンの冠スポンサーがマクドナルドであることからか、こう言い放った。

「VARの連中はコマーシャルのようにハンバーガーを食べているに違いない。なぜレフェリーを呼ばないんだ? ターピン氏が前半のハンドに気付かなかったのは理解できる。あっという間の出来事だったからね。でもせめてレフェリーを呼んで決断させるべきだろう。VARは金がかかるだけで何の役にも立たない。

 今日のターピン氏のレフェリングはスキャンダラスだった。毎週、スタジアムで何かが起こる。そしていつも返ってくる答えは、『彼らが世界最高の審判だ』ということだ。他の国の審判についてはよく知らないが、同じように骨が折れるのだろう」

 リーグ・アン残留争い真っ只中のS・ランスは、入れ替えプレーオフ圏内の16位に後退。PKの笛が吹かれていれば、貴重な勝点獲得の大チャンスだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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