現地時間４月６日に開催されたブンデスリーガ第28節で、板倉滉を擁するボルシアMGは、下位に沈むザンクトパウリと敵地で対戦。チャンピオンズリーグ（CL）の出場権獲得に向けて、きっちり勝点３を掴みたいところだったが、１－１で終わり、６位に後退した。

　ただ、板倉は見事に今季３点目（リーグ戦では２点目）を奪ってみせた。スコアレスで迎えた45＋２分、CKからフランク・オノラが上げたクロスに、下がりながらペナルティエリア深くで反応。ヘディングで絶妙なコントロールショットを放ち、ゴール右隅に流し込んだのだ。
【動画】距離のある位置から！板倉が絶妙ヘッドで今季３点目！

　クラブ公式サイトによれば、チームメイトのティム・クラインディーンストが試合を振り返るなかで、日本代表DFの得点に言及。次のように語った。

「ザンクトパウリはよくやったが、同時に我々のパフォーマンスも納得できるものではなかった。もちろん、ハーフタイム直前のゴールは、そういう状況化で僕らにとって極めて重要なものだった。残念ながら、リードの勢いを後半に繋げられなかったし、多くの場面でだらしなかった。とはいえ、この勝点１はシーズン最後のスプリントにおいて重要な意味を持つことは間違いない」

　残り６試合で、CL出場圏内で佐野海舟が所属する４位のマインツとは、勝点差２。世界最高峰の舞台に立つ権利を掴み取れるか。板倉のさらなる攻守での活躍に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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