４月６日に開催されたJ１第９節で、昇格組で９位のファジアーノ岡山は、16位のFC東京とホームで対戦。１－０で接戦を制し、今季４勝目を挙げた。

　決勝点を奪ったのは、長らくスコアレスが続いていた61分だ。

　セカンドボールを回収した田部井涼が、ゴールまで距離があったものの、迷わずに左足を一閃。すると、風に乗ってぐんぐん伸びたドライブシュートは、相手GK野澤大志ブランドンが必死に伸ばした手の上を行き、ゴールに吸い込まれた。

　解説と実況が揃って「おぉぉ！」と声を上げたスーパーゴールだ。
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　後半から出場し、見事なパフォーマンスを披露した25歳のMFは試合後、「１個前のプレーで（江坂）任くんにつけたボールがあった。『その時にシュートの選択肢もあったな』と頭の中にあったので、『ここは振った方が良いかな』と思って振って、入って良かった」と得点シーンを振り返った。

　これが今季初ゴール。今後に向けては「ボランチとしてもっともっと高いレベルに行くためには、結果にこだわっていかないといけない。１点で満足せずにもっともっと、アシストもそうだけど、結果に関わるような仕事をしていきたい」と意気込みを示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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