現地時間４月２日に開催されたプレミアリーグ第30節で、ニューカッスルはブレントフォードとホームで対戦。２－１で接戦を制し、５位に浮上した。

　決勝点は衝撃の角度から生まれた。アレクサンデル・イサクが先制点を奪うも、PKで追いつかれて迎えた74分、敵陣深くのタッチライン際でボールを持ったサンドロ・トナーリが右足を一閃。すると、ボールは、対応が遅れたGKマルク・フレッケンが伸ばした手の上を行き、ゴールに吸い込まれたのだ。相手守護神の意表を突く、見事な一撃となった。

　ファンは大興奮だ。ネット上は「入るんかいそれ!?」「トナーリのゴールどうなってんねん」「とんでもないゴラッソ」「年間最優秀ゴール＋プスカシュ賞ですね」「これだからトナーリはやめられない」といった声で溢れている。
【動画】えげつない位置から、えげつない一撃！トナーリのゴラッソ

　気になるのは、狙って打ったのかどうかだ。英公共放送『BBC』によれば、トナーリは試合後のインタビューでこう明かした。

「70％がクロス、30％がシュートだった。ゴールキーパーにとって難しかったし、僕にとっても難しかった。運も少しあったね」

　また、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督は、「トナーリは雷のような一撃を備えている。ゴールネットを揺らしてくれて本当にほっとした。私たちは勝利を掴まなければならなかった。この勝利は非常に大きい」と称えた。

　現在24歳のイタリア代表MFは、賭博違反による10か月の出場停止処分を経て、昨年８月28日にようやく復帰。文字通り、卓越したプレービジョンを発揮し、注目を集めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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