現地時間４月２日に開催されたプレミアリーグ第30節で、勝点47で７位のブライトンは、同45で９位のアストン・ビラとホームで対戦。三笘薫がいつも通り左サイドハーフで先発した。

　４日前のノッティンガム・フォレスト戦（FAカップ準々決勝）で敗れ、公式戦８試合ぶりに黒星を喫したブライトンは、16分にファーストシュート。ペナルティエリア左でボールを持った三笘が右足を振り抜くが、名GKエミリアーノ・マルティネスにキャッチされる。

　25分には三笘がピッチ中央から持ち上がり、ペナルティエリア手前でアディングラに横パス。しかし、アディングラのシュートは枠の左に外れる。

　再三チャンスに絡む日本代表MFはさらに28分、ダンクから縦パスを受け、胸トラップでペナルティエリア内に侵入。すると、キャッシュに倒される格好になるも、PKの笛は吹かれず。三笘は両手を広げて驚いた表情を見せる。
【動画】カウンター炸裂！好調ラッシュフォードがビラでプレミア初ゴール

　36分に三笘、42分にアヤリが放ったシュートも得点には繋がらない。０－０で折り返すと、51分にカウンターからラッシュフォードに裏に抜け出され、先制を許す。

　マンチェスター・ユナイテッドからローンで加入中のイングランド代表FWは、加入後初ゴールを含む２発を叩き込んだプレストン戦（FAカップ準々決勝）から２戦連発で、リーグ戦では初ゴールとなった。

　直後の55分には、ペナルティエリア内でリターンパスを受けた三笘のプレーから、最終的にアディングラがゴールに押し込む。すぐさま同点に追いついたと思われたが、オン・フィールド・レビューの末に三笘の胸トラップ時のハンドが取られ、ノーゴールになる。

　１点が遠いなか、72分に怒涛の４枚替え。キャシン、ヴィーファー、バレバ、ウェルベックを一気に送り込む。

　ただ、次の１点を奪ったのもビラ。78分に途中出場のアセンシオに仕留められ、リードを２点に広げられる。

　その後、84分にオライリーも投入したが、ブライトンは10分の後半アディショナルタイムを含めて、最後までゴールを奪えず。逆に終了間際に、ラッシュフォード、アセンシオと同じく今冬に加入したマレンにダメ押し点を浴び、０－３でタイムアップを迎えた。

　三笘はフル出場で奮闘したなか、欧州カップ戦出場に向けて痛い、リーグ戦６試合ぶりの黒星となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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