「ハラハラドキドキさせる選手」ブライトンが獲得した韓国の18歳は何者? Kリーグ識者が紹介「ミトマから学ぶ機会によって…」

2025年03月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「メッシ好きの影響は間違いなく見られる」

三笘が活躍しているブライトンに韓国の逸材が加入する。(C)Getty Images

 ブライトンは今月、Kリーグの大田ハナシチズンに所属するユン・ドヨンを獲得すると発表した。

 ユン・ドヨンは現在18歳で、U-20韓国代表としてもプレーするアタッカーだ。6月末までは韓国に残り、その後にかつて三笘薫がユニオンSGで武者修行したように、レンタル移籍をして経験を積むようだ。

 10代にして世界最高峰プレミアリーグのクラブとの契約を勝ち取った彼は一体、どんな選手なのか。Kリーグ解説者のポール・ニート氏が、ブライトンの公式サイトを通じて特長を伝えている。

「ユンは非常に優れたドリブラーだ。ボールを持ってプレーするのが好きで、自信に満ち溢れている。ブライトンのファンをハラハラドキドキさせる選手だと思う。ボールは彼の足にくっつくようだ。リオネル・メッシが好きだと話していたが、その影響は間違いなく見られる。大田のトップチームで23試合しか出場していないとはいえ、とても重要な選手で、夏に退団する時、大田にとって大きな損失となるだろう」
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 ドリブラーであり、ウインガー、そしてアジア人。ブライトンのエース格である三笘と重なる部分が多い。『K-League English』に寄稿するロス・デイビス氏は、韓国の若き逸材にとって、日本代表の存在は非常に大きいと考えているようだ。

「彼は仕事熱心で、守備に力を入れている。ヘディングを含めたフィニッシュはもっと良くなるはずだし、大抵の若いウイングと同じように、ファイナルサードでの判断には改善が必要だ。少し未熟ではあるが、間違いなくリーグ屈指のドリブラーで、ドリブルの成功率もそれを反映している。

 落ち着くには時間が必要だろう。ただ、ブライトンの若手選手育成の素晴らしい実績と、ミトマから学ぶ機会によって、ユンの将来は非常にエキサイティングなものになるはずだ」

 近い将来、ブライトンの両翼を日韓の至宝が担うこととなるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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