なぜ遠藤航を下げたのか。森保一監督が理由を明かす「チームとして積み上げができるように…」【W杯予選】

2025年03月26日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

73分に遠藤と旗手の交代を決断

サウジ戦に臨んだ日本代表の森保監督。試合はスコアレスドローに終わった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[W杯予選]日本 0-0 サウジアラビア/3月25日/埼玉スタジアム2002

 日本代表は3月25日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第8節で、サウジアラビア代表と埼玉スタジアム2002で対戦。前半から圧倒的にボールを保持し、ゲームを優位に進めながらも1点が遠く、スコアレスドローで勝点1を分け合った。

 ボランチでスタメン出場したキャプテンの遠藤航は、攻撃時はビルドアップで積極的にボールに関与し、58分のCKの場面ではネットを揺らせなかったものの、ヘッドでゴールを狙った。また、守備面では的確な判断と強度の高いディフェンスで相手のカウンターを阻止。攻守に存在感を放っていた。

 だからこそ個人的に驚いたのが、73分に遠藤に代えて旗手怜央を投入した森保監督の采配だ。
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 試合後の会見で森保監督は、その理由をこう明かした。

「まずはホームでの試合を、どんな形であれ勝利に結びつけるということで挑みました。スタメンの起用についても、交代のカードの切り方やポジション変更なども、これからどうやって作っていくかということで、勝利を目ざしながら、可能な限りチームとして積み上げができるようにチャレンジしました」

 3月20日のバーレーン戦に勝利(2-0)し、8大会連続での本大会出場を決めたとはいえ、"目の前の試合に勝つ"という指揮官の姿勢の表われだったようだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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