前田大然と旗手怜央が所属するスコットランドの名門セルティックが、リバプールの遠藤航に関心を持っているようだ。

　英メディア『TEAMTALK』は３月23日、「セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督はエンドウ獲得のためリバプールを襲撃する計画だが、あるジャーナリストが日本代表MFの夏の獲得に興味を示している他の４つのクラブの名前を明らかにした」と報じた。

　同メディアは「マカリステルとソボスライがリバプールの先発メンバーの常連としての地位を確立した一方、エンドウは今シーズン、アルネ・スロット監督の下で控え選手として活躍している。32歳のMFは昨シーズン、クロップ監督の下でプレミアリーグ20試合に出場したが、今シーズンはここまでリーグ戦で一度も先発出場しておらず、リバプールが敗退するまでチャンピオンズリーグでもわずか140分しかプレーしていない」と現状を伝え、こう綴っている。

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「エンドウは2027年夏までリバプールと契約しているが、シーズン終了後にアンフィールドを去る可能性もある。ジャーナリストのエクレン・コヌール氏によると、セルティックは夏の移籍期間にエンドウの獲得を検討しているという」

　記事は「セルティックのロジャーズ監督は中盤の強化を望んでいると報じられており、遠藤は元リバプール監督がチームに迎え入れたい選手の１人だ」と続けた。

「セルティックが直面している問題は、エンドウに注目しているクラブがセルティックだけではないということだ。セリエAの強豪ミランもリバプールのスター選手に興味を示しており、ウォルバーハンプトン、フルアム、イプスウィッチも同様だ」

　まだ契約が残っている32歳で遠藤を巡って、異例とも言える争奪戦が水面下で勃発しているのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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