「ムシアラやケインを見てて…」バイエルン伊藤洋輝が唱えるW杯優勝に必要なこと。コンパニから日々吸収。金言?も「DFは痛がるな」

2025年03月21日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「苦しいゲームでも、1人で局面を変えられる選手は本当に重要」

今季から世界屈指の名門バイエルンでプレーする伊藤洋輝。(C)Getty Images/SOCCER DIGEST

[北中米W杯アジア最終予選]日本 2-0 バーレーン/3月20日/埼玉スタジアム2002

 森保ジャパンは3月20日、バーレーンとホームで対戦。鎌田大地と久保建英の得点で、2-0で快勝し、8大会連続のW杯出場を決めた。

 まずは世界への挑戦権を手にした。では優勝するために、より重要視すべきは何か。

 昨夏にバイエルン・ミュンヘンに加入した直後に大怪我を負い、久々に代表に復帰した伊藤洋輝は、「個でどれだけできるか」だと言う。普段の練習から、日常的にトップレベルのスターと対峙しているなかで、強い刺激を受けているようだ。

「ジャマル・ムシアラやハリー・ケインを見てて、練習でもバンバン点を取る。苦しいゲームでも、1人で局面を変えられる選手は本当に重要になってくる。今日も大地君が入ってきて流れをぐっと持ってきてくれた。個々が高いレベルでプレーして、しっかり成長した上で集まって、チームとして機能すれば自ずと上に行ける。もちろん代表活動中もそうだけど、自チームの方が活動が長いので、そこはやっていければいいかなと思っている」
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「個の力」といえば、アタッカーを連想しがちだが、当然ディフェンダーにも求められる要素だ。かつて守備職人として名を馳せ、現在はバイエルンの監督を務めるヴァンサン・コンパニは、それを兼ね備えた代表例だ。

「うちの監督、コンパニはずっとマンチェスター・シティやベルギー代表で活躍してきた選手で、本当に色んなことを学べている。(具体的には)身体の向きやラインコントロールとか、そういう基本的なところ。あとはクロス対応だったり、全般。『ディフェンダーは痛がるな』とずっと言われている。

 基本的な部分がやっぱり多い。監督の現役時代を見ていたら分かるけど、まずはアグレッシブに戦うところを常に重要視している。特に僕たちはマンツーマンでハメに行くシーンが多いので、個のところで負けると1つずつずれてきてしまう。そこは口酸っぱく言われている部分」

 どれだけレベルの高い日常を送れるかが、積み重ねた時に明確な違いを生みそうだ。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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