森保Jキャプテン遠藤航、喜び爆発でイエローカードの久保建英へ「ユニホームは脱がなくていいだろ(笑)」

2025年03月21日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「大事な場面でやるとは思わない」

思わずユニホームを脱いで歓喜した久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 やっぱり脱いだ。"やっぱり"というのは、所属するレアル・ソシエダの試合で繰り広げてきた光景だからだ。やけに既視感があった。

 森保ジャパンは3月20日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、バーレーン代表と埼玉スタジアムで対戦。2-0で快勝し、8大会連続のW杯出場を決めた。

 記事冒頭のシーンは、66分に鎌田大地が待望の先制点を挙げ、1-0として迎えた87分だ。ショートコーナーからペナルティエリア内でリターンパスを受けた久保建英が、角度があまりないところからニアを打ち抜き、見事に追加点を奪ってみせた。

 すると、喜びを爆発させた23歳のエースはユニホームを脱ぎ、上へポーンと放り投げた。そしてチームメイトが次々に集まり、歓喜の輪が広がるなか、背番号20のユニホームを拾ったのはキャプテンの遠藤航だった。
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 遠藤は試合後、自身の行動について、次のように語った。

「まぁ、ユニホームは脱がなくていいだろうと(笑)。とりあえず拾って頭を叩きに行きました。『無駄なイエローをもらうな』とは言わないですけど...久保選手も分かってると思うので、それを大事な場面でやるとは思わないです。そういうのは1個、1個、一応、キャプテンなので、ちゃんと周りを見えるようにしていかないといけないなと言う感じですかね」

 ユニホームを脱いだためにイエローカードを受けた際、久保が主審の身体をちょこんと触ったのも印象的だった。試合時間は残りわずか、しかもW杯出場を決定づけるゴールだけに、今回はご愛嬌といったところか。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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