北中米ワールドカップのアジア最終予選が再開。３月20日に、グループCのオーストラリアとインドネシアがシドニー・フットボール・スタジアムで対戦した。

　グループCは勝点16の日本が首位を独走し、オーストラリアは勝点７で２位、インドネシアは同６で３位。立ち上がりはインドネシアのペースで、アウェーチームは７分にPKを獲得。しかし、これをディクスがバーに当てて痛恨の失敗。先制の絶好機を逃す。

　ホームチームは徐々に盛り返していき、18分に先手を取る。右CKでゴール前でのポジションの取り合いでミラーが倒され、オンフィールドレビューの末、PKの判定に。ボイルがきっちりと成功させる。

　さらにオーストラリアは20分に加点。敵陣中央を抜け出したヴェルピライがGKとの１対１を冷静に制して追加点を奪う。

　34分には右サイドからの攻撃で、アーバインのシュートはGKにストップされたが、こぼれ球にアーバインがすかさず反応して押し込む。オーストラリアの３点リードで前半を終える。
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　迎えた後半、ビハインドのインドネシアが果敢に反撃を試みるが、スコアボードを動かしたのはオーストラリア。61分、ミラーがヘッドでネットを揺らす。

　78分にはインドネシアが意地を見せる。ディクスのお膳立てからロメニが１点を返す。ただ90分にオーストラリアが５点目を奪取。アーバインがこの２点目をマークする。

　その後は両チームとも得点はなく、オーストラリアが５－１で完勝を収めた。この結果、同日に行なわれている日本対バーレーンで、森保ジャパンは引き分け以上でW杯出場が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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