３月20日に開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第７節で、日本代表とバーレーン代表が埼玉スタジアムで対戦する。この一戦を前に会見が行なわれ、バーレーン側からはドラガン・タライッチ監督と、選手を代表してアリ・ジャファル・マダンが出席した。

　会見で際立ったのが、タライッチ監督の謙虚さだ。クロアチア人指揮官は冒頭の挨拶で「今日はこうして会えて嬉しい。私たちがここに到着して以来、全て完璧に整えてくれてありがとう」と日本サッカー協会に感謝した。

　そのうえで、昨年９月にバーレーンで対戦した際は、０－５で敗れた相手について、次のように語った。
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「今アジアでベストのチーム。この予選も非常に順調に戦ってきているし、今の段階でワールドカップ出場をほぼ確実にしているチームだ。そうは言っても、自分たちは試合をするために、勝つために来ている。アジアでベストのチームと試合をするということは、勝つチャンスがあるということ。もし勝てたら非常に甘い思い出になると思うので、頑張るよ。

　でも日本代表には、本当に深いリスペクトを抱いている。去年の試合から非常に多くを学んだ。１点目、PK。あれはもう何とも言いようがない。PKだ。（ショートカウンターから上田綺世が奪った）２点目、あれはバーレーンにとって非常に大きな学びの場だった。学ぶチャンスを与えてくれてありがとうと言いたい」

　続けて、アリ・ジャファル・マダンは「もちろん、日本代表は非常にタフな相手だが、このサッカーの世界では不可能は何もない。チーム一丸で戦って、自分たちが望む結果を出したい」と決意を示した。

　舞台を埼スタに移しての再戦は、どんな結果になるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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