ボランチでもCBでもない! 遠藤航がカップ戦決勝でスタメンも? 怪我人続出で“緊急コンバート”の可能性を英報道「浦和で15回プレーした」

2025年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

スロット監督は「カーティスもプレーできるかも」

カラバオカップ決勝での起用法が注目される遠藤。(C) Getty Images

 リバプールのアルネ・スロット監督が、遠藤航を評価するようになっていったのは、高いプロ意識とチームに対する献身だけが理由ではないだろう。本職のみならず、CBや必要に応じてSBもこなせる万能性は、指揮官にとって大きな武器となる。

 それだけに、3月16日に行われるニューカッスルとのリーグカップ決勝で、遠藤が右SBを務める可能性は注目された。チャンピオンズリーグで負傷したトレント・アレクサンダー=アーノルドが不在で、コナー・ブラッドリーやジョー・ゴメスも離脱中だからだ。

「スロットがありそうもない解決策を挙げる」と見出しを打った専門サイト『This Is Anfield』によると、オランダ人指揮官はジャレル・クアンサーと遠藤のどちらかが先発出場するのかと問われ、「カーティス(・ジョーンズ)もそこでプレーできるかもしれないと思う」と述べている。

「そして左利きのディフェンダーを右サイドで起用することもできる。逆側でニューカッスルがやっていることだ」

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 その場合、アンディ・ロバートソンやコスタス・ツィミカスも候補となる。This Is Anfieldは「もちろんそれらはクアンサーよりも可能性が低いことだ」と報じた。

「だが、スロットとスタッフが代役について検討していることは明らかだ。おそらく、クアンサーがすべての試合で先発出場することができないと、そしてフィットネスの問題もあり得ると知っている」

「ドイツに向けて日本を離れる前、浦和で右SBとして15回プレーしたエンドウを除けば、クアンサーほどその役割に適した選手がいないのは明らかだ」

 国内のカップ戦ではスタメンとして、主戦場のボランチだけでなく、CBもこなしてきた遠藤。タイトルが懸かるビッグマッチでの起用法が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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