止まらない、終わらないゴールラッシュだ。

　現地時間３月９日に開催されたスコティッシュカップ準々決勝で、前田大然と旗手怜央を擁するセルティックは、ハイバーニアンとホームで対戦。２－０で快勝した。

　旗手と共に先発した前田は、スコアレスで迎えた39分に、ニコラス・キューンのシュートのこぼれ球にいち早く反応。右足で押し込み、見事にゴールを奪ってみせた。試合に出れば得点する状態にある27歳の日本代表FWは、４戦連発で、今季の得点数を27に伸ばした。
【動画】セルティック前田大然の４戦連発弾！

　図抜けた得点力を発揮している前田を、ブレンダン・ロジャーズ監督も大絶賛である。試合後に『Celtic TV』でこう語った。

「ニコラスがシュートした時の彼の反応は、信じられないほどだ。キーパーがセーブしたが、ダイゼンはそれを読み、そこに到達してフィニッシュした。彼は我々にとってプライスレスだ。とても優秀で、最後の最後まで走り、得点できる。彼はどの選手にとっても素晴らしい手本だ」

　誰もが見習うべき――。指揮官はダイゼンを特別な存在として見ている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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