現地時間３月８日に開催されたプレミアリーグ第28節で、３位のノッティンガム・フォレストは、４位のマンチェスター・シティとホームで対戦。１－０で上位対決を制した。

　値千金の決勝点が生まれたのは、長らくスコアレスで迎えた83分だ。ペナルティエリア右でボールを持ったカラム・ハドソン＝オドイが、狭いニアを打ち抜き、本拠地シティ・グラウンドを大熱狂させた。

　英公共放送『BBC』によれば、大仕事をやってのけた24歳のイングランド代表FWは、試合後のインタビューで「ロッカールームがおかしくなりそうだ」と盛り上がりを伝えた。

「このような結果は、僕らにとってアメイジングだよ。（４位以内が出場できるチャンピオンズリーグに）近付いているのは分かっている。それに興奮しているんだ」
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　フォレストは昨季、残留ラインぎりぎりの17位に沈み、４連覇を果たしたシティに59ポイント差をつけられた。それが今ではシティを上回り、チャンピオンズリーグ出場圏内の３位だ。

　かつてフォレストでプレーし、監督も務めた81歳のレジェンド、フランク・クラーク氏は、「彼らは特別な存在になろうとしている」と強い期待感を示した。

「素晴らしいシーズンを過ごしている。サポーターは夢を見ているだろう。来シーズンはヨーロッパでプレーするチャンスが十分にある」

　フォレストはFAカップでも勝利を重ねており、準々決勝に進出。そのベスト４進出を懸けた戦いの相手は、先月にリーグ戦で顔を合わせた際に７－０で粉砕した、三笘薫を擁するブライトンだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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