「印象的なプレー」「クロスの才能もあることを証明」3試合ぶりの先発で2点に絡んだバイエルン伊藤洋輝、独メディアの評価は分かれる「守備では弱点がある」

2025年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームは手痛い逆転負け

ボーフム戦、左SBでプレーした伊藤。(C)Getty Images

 伊藤洋輝が所属するバイエルンは現地3月8日、ブンデスリーガ第25節で三好康児がプレーする16位のボーフムと対戦した。

 伊藤が左サイドバックで公式戦3試合ぶりに先発したバイエルンは14分、その日本人DFの見事な縦パスを起点に最後はラファエウ・ゲレイロが豪快なシュートを叩き込んで先制する。さらに28分には、左サイドでボールを受けた伊藤の右足のクロスをトーマス・ミュラーが頭で折り返し、再びゲレイロがヘッドで押し込んで追加点を奪う。

 しかし、31分にゴールを許して1点差に詰め寄られると、42分にはジョアン・パリーニャがレッドカードを受けて退場。数的不利になると、後半に2失点して2-3の逆転負けを喫した。
【動画】伊藤洋輝が絶妙な縦パス&クロスでゴールを演出!
 チームは手痛い敗戦となったものの、2ゴールの起点になった伊藤をバイエルンの専門メディア『Bavarian Football Works』は、次のように高評価した。

「前半には印象的なプレー、全体的に堅実なパフォーマンスを見せた。クロスの才能もあることを証明。ヴァンサン・コンパニ監督がローテーションしたチームは、全体的にディフェンス面で疑問が残ったが、伊藤は守備面で決して悪くなかった」

 一方、『tz』は、伊藤について「この日本人は、アルフォンソ・デイビスほどスピードはないが、両ゴールをアシストした。守備も攻撃も堅実。全体的に落ち着いていた」と評しながらも、及第点以下の「4点」(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)を付与した。

 また『AZ』も同じく「4点」で、「彼は2点に関与したが、守備では弱点がある」と寸評を添えている。

 現地メディアの評価は分かれる結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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