開口一番、清水の秋葉忠宏監督は「我々はまだまだ弱い」と発した。

　３月８日に行なわれたJ１第５節で、清水はG大阪と敵地で対戦。０－１で敗れ、今季初黒星を喫した。

　試合後のフラッシュインタビューで、指揮官は冒頭のコメントに続き、次のように語る。
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「力がないということを痛感するゲームでした。しっかりとこういうアウェーの地でも、普段やっているとおりの"止める・蹴る"だとか、冷静な判断ができなければ、まるでフットボールになっていませんから。

　このままでは、またJ２に落ちるという、二の舞になると思います。１週間ありますので、全員でもう一度、自分たちは弱いということを自覚しながら、しっかりと高みを目ざして、また必死に、日常を大事にしてやっていきたい」

　３年ぶりのJ１の舞台で、清水は開幕２連勝のあとは２戦連続ドロー。そして、このG大阪戦で無敗記録は途絶えた。このままトーンダウンしないように、危機感をつのらせた指揮官は、自分たちの足もとを見つめ直して、前に進んでいく決意を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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