トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンの去就が注目されている。

　韓国メディア『スポーツ朝鮮』は３月３日、「衝撃の主張だ。『トッテナムの新たな失敗の象徴』＋『ロッカールームでも孤立』。ソン・フンミン、バイエルン移籍を決断」と見出しを打った記事を掲載。「ソン・フンミンに対する衝撃的な評価とともに、来シーズンに向けた彼の去就に対する関心も高まる見通しだ」と綴り、フランスメディア『フットメルカート』の報道をこう伝えた。

「トッテナムは今シーズン苦戦している。リーグ戦では無残な13位に沈み、国内カップ戦でも敗退した。ソン・フンミンは新たな失敗の象徴だ。彼は2015年からトッテナムでプレーし、好成績を収めてきたが、才能を失ったようだ。トッテナムのファンは彼を気に入っているが、ここ数週間のパフォーマンスは明らかに低下している」

「ソン・フンミンはもう以前と同じではないだろう。ピッチ上での影響力が低下するだけでなく、内面の態度も変わったかもしれない。ユーゴ・ロリスとハリー・ケインが去った後、彼だけが残ったロッカールームでソン・フンミンは孤立しているように見える。ケインの退団は大きな影響を及ぼしたに違いない。このときからソン・フンミンの顔から笑顔が消えた」

「ソン・フンミンは騒ぐような人間ではないが、クラブの経営陣から契約延長のオファーを受けず、１年間のオプションが発動されたことは残念だろう。これは彼の献身に対する敬意の欠如と見られるだろう。トッテナムで10年間プレーした後、このチャプターを閉じる時が来たようだ」

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　この記事を受けて、『スポーツ朝鮮』は「ソン・フンミンは最近、契約更新と放出のニュースとともにバイエルンへの移籍が噂されている。トッテナムを離れる可能性が議論されるなか、バイエルンは有力な行き先として挙げられている」と報道。こう続けている。

「ソン・フンミンにとって、トッテナムの契約更新に対する消極的な態度を考えると、バイエルンへの移籍は重要な決断となる可能性がある。さらに、代役も獲得した場合、いつ先発から外れることになるかは不透明だ。トッテナムとソン・フンミンの10年間の関係は終わりを迎えそうだ。今シーズン終了までに、トッテナムのソン・フンミンに対する態度がどう変わるかにも注目が集まっている」

　トッテナムに加入する前はハンブルクとレバークーゼンでプレーしていたソン・フンミン。ドイツへの電撃復帰は果たして実現するか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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