ここにきて再評価されているのが、リバプールのMF遠藤航だ。

　アルネ・スロット新監督の下で序列が低下した今シーズンは、プレミアリーグではまだスタミンが一度もない。

　それでも、勝ち試合の終盤に投入され、試合を締めるクローザーとして役割を全う。短い出場時間でも全力を尽くす姿勢に、指揮官やファン、そしてメディアから賛辞が贈られている。

　リバプールの地元メディア『Liverpool World』は「最近大きな話題となっているのは、エンドウの影響力だ。スロット監督の下で序列が下がったにもかかわらず、このMFは重要な試合で求められれば大きな役割を果たしてきた」と報道。地元メディア『Liverpool Echo』の番記者の声を紹介している。

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　イアン・ドイル記者は「エンドウが出場したときは楽しかった。最近、彼は何度か出場している。彼は試合を最後まで監視するために出場することが増えており、それがまさに彼らが必要としていることだ」と語った。

　また、ポール・ゴースト記者は「リバプールを支えてきたのは中盤全体だと思う。もちろん、毎週話題に上がるのはサラーのゴールだがね。リバプールが2022－23シーズンに中盤を再構築する必要があると、１年ずっと話し合ってきた。今やフラーフェンベルフ、マカリステル、ソボスライは完全に機能し、完璧に調整されたマシンだ」とMF陣を絶賛。そのうえで、終盤に追い付かれて勝点２を失ったエバートン戦に遠藤を出場させなかったのは「信じられない」と主張している。

　現地で話題になるほど、不可欠な存在となっているのだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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