遠藤航が所属するリバプールは、アルネ・スロット監督が就任して１年目にもかかわらず、プレミアリーグ優勝に向かっている。消化が１試合多いものの、２位アーセナルとは13ポイント差だ。さらにチャンピオンズリーグとリーグカップでもタイトルを目指している。

　大エースのモハメド・サラーは、今季もチームをけん引している。プレミアリーグでは25ゴールと得点ランク首位。ただ、そのサラーの現行契約が今季いっぱいなのも周知のとおりだ。

　サポーターは契約延長を願っているだろう。一方で、クラブは退団にも備えなければならない。後釜の候補には、以前から様々な名前があげられてきた。日本代表の久保建英も含まれている。
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『90min』は３月２日、「現実的なサラーの後釜候補」として６選手をピックアップした。そのひとりが久保だ。「クボが若いころにバルセロナ、そしてレアル・マドリーに引き抜かれたのには理由がある。ラ・リーガの両巨人では進化できなかったが、現在のレアル・ソシエダのスーパースターにとって、スペインは大きな成功の家と証明されてきた」と報じている。

「クボはサン・セバスティアンで本領を発揮し、昨夏を含むこれまでの移籍市場でリバプール移籍の可能性を報じられるようになった。その天賦の才や創造力で、ソシエダでの印象的な２シーズンで注目を集めてきた」

「得点もアシストも単一シーズンで二桁を記録したことはなく、真に極めて影響力のある数字は残せていない。だが、23歳の彼は周囲にもっと優れた個々の選手たちを擁する、より攻撃志向のチームで活躍できるかもしれない」

　90minがそのほかにあげたのは、ニコ・ウィリアムス（アスレティック・ビルバオ）、ブライアン・ムベウモ（ブレントフォード）、ヨハン・バカヨコ（PSV）、ジェイミー・ギテンス（ドルトムント）、ジャロッド・ボーウェン（ウェストハム）だ。

　これらの選手のなかから、夏にリバプールへ移籍する選手は出てくるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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