現地時間３月１日に開催されたスコットランドリーグ第29節で、前田大然と旗手怜央を擁する３連覇中の王者セルティックは、セント・ミレンと敵地で対戦。５－２で快勝し、２位の宿敵レンジャーズとの勝点差を16に広げた。

　絶好調の前田は、この日も攻撃の中心として躍動。前半終了間際にチーム２点目に繋がるPKを獲得すれば、３－２で迎えた88分に鋭いフェイントで相手をかわし、左足で今季26点目を奪ってみせた。リーグ戦では12点目で、得点ランクトップタイに浮上。ゴール量産態勢に入っており、得点王への期待が高まっている。

　また、ヤン・ヒョンジュンも際立つ活躍を見せた。65分に投入されると、直後の68分に旗手、90＋３分にジェフリー・シュルップのお膳立てでヘディングシュートを決め、２ゴールをマーク。さらに前田の得点も絶妙な縦パスでアシストしており、途中出場で３点に絡んだ。
【動画】華麗なフェイントから左足一閃！前田大然の鮮烈弾

　ブレンダン・ロジャーズ監督は試合後、『Celtic TV』のインタビューで、見事な結果を残した22歳の韓国代表FWを称賛。次のように語った。

「彼はとてもハードに働いている。かなりのグッドガイだ。先発だろうがベンチスタートだろうが、インパクトを与えられる。彼の２ゴールと、ダイゼンのゴールを演出するパスは、相当良かった。彼には非常に満足している」

　首位を独走するセルティックにおいて、日韓コンビにも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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