「18歳にして日本最高の選手だった」元Jクラブ指揮官が古巣バルサの“失態”に嘆き! 日本の超逸材を取り逃がす「彼を信じなかった」

2025年03月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼に愛情を注ぐべきだった」

FC東京と新潟で指揮を執ったアルベル。写真:鈴木颯太朗

 元Jクラブの指揮官が古巣バルセロナの"失態"を嘆いた。

 バルセロナのカンテラ(下部組織)で育った久保建英(現レアル・ソシエダ)は、クラブが18歳未満の外国人選手の補強禁止のルールを破った制裁によって公式戦に出場できなくなり、2015年3月に日本帰国を余儀なくされた。

 そして、FC東京に加入し、晴れて18歳となった19年の6月、バルサの最大のライバルであるレアル・マドリーと契約を結ぶ。

 この時、あろうことか宿敵に逸材を手渡してしまった失策を悔やんだのが、久保の在籍時にラ・マシアを統括する立場にあり、後にアルビレックス新潟とFC東京で監督も務めたアルベル・プッチ・オルトネダ氏だ。

 スペインメディア『relevo』は、現地3月2日に開催されるバルセロナ対レアル・ソシエダ戦を前に、久保のバルサ時代を特集した記事を掲載。その中で、こう綴っている。

「タケはFC東京でプレーを続け、非常に若い年齢で国内トップリーグでデビューを果たした。彼が去った後、バルセロナは彼の消息を絶ったが、(久保を発掘した)オスカル・ロドリゲスはクラブを離れていたものの、彼の家族とは連絡を取り続けていた。彼が成人年齢に近づくと、レアル・マドリーが名乗り出て、この日本人攻撃的MFのモチベーションを引き出すプロジェクトをオファーした」

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 記事は、「『18歳にして彼はすでに日本で最高の選手の一人だった。彼はクラブにとって良い選手だったはずで、彼ら(バルサ)は彼に愛情を注ぐべきだった。彼らはただ彼を信じなかったのだ』と、すでにラ・マシアでの時間を終えていたアルベルは嘆いた」とコメントを紹介している。
    
 ラ・リーガを代表するウイングとなった現在の活躍ぶりを見れば、逃がした魚が大きかったどうかは明白だろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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