「彼はヤマルより優れていた」久保建英のバルサ入団を関係者が回想。日本の少年と“異例の契約”「多くの人が狂気の沙汰と考えていたが…」

2025年03月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「左利きの少年に驚嘆した」

バルサの下部組織で育った久保。(C)SOCCER DIGEST

 久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地3月2日、ラ・リーガの第26節で首位のバルセロナと対戦する。

 残念ながら、累積警告で久保が出場できないこの一戦を前に、スペインメディア『relevo』が、日本代表MFのラ・マシア(バルセロナの下部組織の総称)入団を振り返っている。

「彼の契約は、ラ・マシアでは多くの人が狂気の沙汰と考えるアイデアとして考案された。この背後にはオスカル・エルナンデスがいた。彼は数年後、バルサで初めてラミネ・ヤマルの存在を報告した人物でもある。2009年、横浜で開催されたバルサ・スクールでオスカルがその左利きの少年に驚嘆した」
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 同メディアは「オスカルはラ・マシアに直接連絡してタケのことを伝えた。トライアウトのために少年を地球の反対側まで連れて行くのはあまりにも非現実的に思えたが、その才能がすばらしかったので、コーチはあらゆる手を尽くした」と続けている。

「オスカルはラ・マシアでのトライアルを要請し、アンス・ファティやエリク・ガルシア世代とのトレーニングセッションを1回受けただけで、彼をチームに迎え入れることが決まった」

 記事は、「オスカルは私たちに、この子は素晴らしいと言っていた。私たちはトレーニングでそれを確認した」「彼はその年齢ではラミネより優れていた」という当時の関係者の声を紹介している。

 異例中の異例だった日本の少年との契約。オスカル・エルナンデス氏との出会いが、久保のサッカー人生を大きく変えたのは言うまでもない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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