終了間際には決死のディフェンスでピンチを救った。試合後のフラッシュインタビューで、福岡のDF田代雅也は次のように語る。

「前の選手もハードワークしてくれていましたし、最後にシュートを打たれるシーンでも、キーパーを含めて、コースは限定されていました。全員で最後、身体を張ってゴール前を守るのは、昨年から積み重ねてきたアビスパ福岡の良さ。それを最後、出せて良かった」
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　３月１日に行なわれたJ１第４節。ここまで３連敗中の福岡は、J１で連覇中の神戸のホームに乗り込んだ。40分に相手のオウンゴールで先制。75分には上島拓巳が２枚目のイエローカードで退場となる。数的不利を余儀なくされたが、虎の子の１点を守り抜き、１－０で待望の今季初勝利を掴んだ。

「４節でしたけど、ようやく僕らのシーズンがスタートしたなって」と噛みしめる背番号37は、「これを次に必ずつなげて、連勝を目ざして、良い準備をまた続けたい」と力をこめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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