「第一印象は最高だ」J2大宮を視察のクロップが日本サッカーを称賛! 東京観光も満喫「シンジ、タクミ、ワタルから聞いて良いイメージを持っていた」

2025年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「街の楽しげなムードが良かった。クールだった」

大宮の開幕戦に登場したクロップ氏。写真:鈴木颯太朗

 J2のRB大宮アルディージャの親会社であるレッドブルが、同社でグローバルサッカー責任者を務めるユルゲン・クロップ氏のインタビューを公開した。

 かつてドルトムントやリバプールなどを指揮した世界的名将のクロップ氏は、2月15日にNACK5スタジアム大宮で行なわれたJ2開幕節の大宮対モンテディオ山形(2-1)を視察。その後は、大宮のクラブハウスやアカデミーの拠点などを訪れた。

 その際にクロップ氏は、日本サッカーに好感触を得たという。

「日本のサッカーを十分体験できたとは言えないが、今回の仕事と観戦を組み合わせることで、前よりも全体像が見えてきた。とはいえ、まだ試合を見る必要がある。観戦の大半はテレビになるだろう。ドイツと日本は少し距離があるからね。今回の印象はとても良かった。スタジアムの雰囲気は非常に良く、サポーターも情熱的だった。第一印象は最高だ」

 ドイツのRBライプツィヒなど、世界各地のクラブを傘下にするレッドブルグループ入りした大宮には、以下のように期待を寄せる。

「全ての道のりが楽しみだ。素晴らしいアイデアだと思う。日本やアジアにおけるサッカー界との関係を築く素晴らしい方法だ。 日本には沢山のサッカー選手がいるが、欧州でプレーしている選手は多くない。 国内の選手数から考えると、欧州でプレーしている数は少ない。もちろんサッカーは世界中にあるが、ここが興味深い疑問点で楽しみなところだ。

 RB大宮とはまだ始まったばかりだが、非常に楽しみだ。日本で様々な人に会い、現状の印象を持つことができた。このあとドイツへ戻り、何ができるのか考えていく予定だ」
【画像】遂にレッドブル傘下の大宮が初陣!RB大宮アルディージャの開幕戦に登場したユルゲン・クロップ氏を特集!
 またピッチ外についても言及。東京観光をした感想をこう述べた。

「素晴らしかった。日本を知らない人にひとつ言えるのは、食べ物が最高ということだ。あれはすごい。100%自分好みの味だ。日本食は前から食べていたが、日本で食べるのは初めてだった。完全に別物で、本当に素晴らしかった。東京の活気もクレイジーだ。少し外出したが雰囲気が気に入った。街の楽しげなムードが良かった。クールだった。

 東京がバーで有名かどうかは知らないが、立ち寄ったバーも良かった。自由時間は短かったが多少は観光できたし、第一印象はまさに最高だった。 以前は知っている人から話を聞いて日本を想像するだけだった。つまり、(過去に監督と選手の関係だった)シンジ(香川真司)、タクミ(南野拓実)、ワタル(遠藤航)から聞いて良いイメージを持っていた。そして今回初めて見て回ったが、素晴らしかった」

 そして「どの国も同じで、住めば不満が出てくるだろう。しかし数日訪れるだけなら日本は本当に特別だ」と続けた。

 山形戦ではスタジアムを訪れた多くの観客から写真撮影や手を振って歓迎されるなど、大いに注目を集めたクロップ氏。日本に対して良い印象を抱いたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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