船越優蔵監督が率いるU-20日本代表は現地２月26日、中国で開催されているU-20アジアカップの準決勝でU-20オーストラリア代表と対戦した。

　準々決勝のイラン戦から先発８人を入れ替えた日本は、開始２分に最初のチャンスを迎える。敵陣で相手のパスをカットした石井久継がダイレクトで狙ったが、ゴールの上に外れた。

　その後は思うようにシュートまで持ち込めない時間が続くなか。41分には巧みな連係で前線にボールを運び、右サイドから齋藤俊輔がクロスを供給したが、味方には合わない。

　さらに３分後には、敵陣ボックス内でパスを受けた高岡伶颯が粘って、強引にシュートまで持ち込んだが枠を捉えられなかった。このまま０－０で前半を終える。
【動画】日本、豪州戦で49分に失点。さらに67分にもミドルで被弾

　後半に入って49分、左サイドを崩されると、ユルの折り返しをトゥーレにダイレクトで決められて先制を許す。

　ビハインドを負った日本は59分、敵陣中央でボールを受けた途中出場の大関友翔が素早いターンから左足のミドルを放つも、クロスバーを叩いた。

　すると67分、自陣で布施克真のパスをカットされると、最後はピアマンにミドルシュートを叩き込まれて追加点を許す。

　77分には、高橋仁胡からのクロスに神田奏真が頭で合わせるも、GKホールにキャッチされる。

　結局、最後まで得点は奪えず、試合はこのまま０－２で終了。敗れた船越ジャパンは決勝進出を逃した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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