U-20日本代表のMF小倉幸成がゴラッソを振り返った。

　現地２月23日に開催されたU-20アジアカップの準々決勝で、船越優蔵監督が率いるU-20日本代表はU-20イラン代表と対戦。１－１のまま、PK戦までもつれた激闘を制し、U-20ワールドカップ出場権を獲得した。

　この大一番で貴重な同点弾を奪ったのが、ボランチで先発した小倉だった。１点ビハインドの30分、ペナルティエリア手前からの右足を振り抜き、グラウンダーの鋭いミドルシュートをゴール左に突き刺してみせた。
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　24日の記者会見で小倉はこの同点弾について、「普段の練習からイメージしているプレーでもありました。アジアの戦いになれば崩すだけではなく、よりミドルシュートも大事になってくると思っていました」と語る。

　現在は法政大に所属する小倉は、高校時代には鹿島アントラーズのユースに在籍。当時、指導を受けた元日本代表の小笠原満男氏（鹿島アカデミーのテクニカルアドバイザー）には、こんなアドバイスをもらっていたようだ。

「キックの部分はたくさん教わりました。コツみたいなのも聞いたのですが『自分が蹴りやすい形をただトレーニングするだけ』と言われました。練習あるのみという感じでした」

　現役時代にはミドルシュートで多くの得点を決めた鹿島のレジェンドを彷彿させるゴールだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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