現地時間２月23日に開催されたラ・リーガ第25節で、カルロ・アンチェロッティ監督が率いるレアル・マドリーは、ジローナと本拠地サンティアゴ・ベルナベウで対戦。２－０で快勝し、リーグ戦では４試合ぶりの勝利を挙げた。

　勝利の立役者の１人となったのが、10番を背負うルカ・モドリッチだ。スコアレスで迎えた41分、ゴール前で相手のクリアボールに反応すると、胸トラップから右足を豪快に一閃。強烈なシュートをゴール右に突き刺してみせた。

　チームメイトも思わず頭を抱えるゴラッソに賛辞が溢れるなか、アンチェロッティ監督がいまだ健在の39歳に言及。クラブ公式サイトによれば、65歳のイタリア人指揮官は、ミラン一筋で活躍した同胞の英雄、パオロ・マルディーニ氏を引き合いに出し、こう語った。
【動画】チームメイトが思わず頭を抱える！モドリッチの凄まじいゴラッソ

「ルカ・モドリッチはサッカー界への贈り物だ。彼が望む限り続けられる。彼は何をやってもとても上手い。レアル・マドリーは、一時代を築いたレジェンドを得る幸運に恵まれている。真摯な姿勢、クオリティ、プロ意識の高さはサッカー界への贈り物だよ。

　マルディーニは40歳でチャンピオンズリーグを制した。サッカー選手としてのあるべき姿勢という点で、この２人を比較できる。彼らは素晴らしい例だ。この年齢まで来て、まだプレーしているのは偶然ではない。遺伝的な要素もあるが、何よりも献身と姿勢だ。マルディーニがそうであったように、そしてモドリッチがそうしようとしているように、それが40歳を迎える唯一の方法だ」

　また、モドリッチ本人は「あのようなゴールを決めるには、シュートを打たなければならない。フリーでボールをコントロールし、上手く打てた。ナイスゴールだったし、ホームで、ベルナベウのファンの前でゴールを決めるのは、いつだって特別だよ」と伝えた。

　唯一無二の10番の特別なプレーを、いつまでも見ていたいものだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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