ブライトンの三笘薫は、２月22日に開催されたプレミアリーグ第26節のサウサンプトン戦（４－０）で、公式戦３試合連続ゴールを決めた。

　２－０で迎えた71分、ハーフウェーラインを越えたあたりでボールを受けると、一気に抜け出て約40メートルを独走。最後は絶妙のループシュートで、ネットを揺らした。
【動画】三笘薫が40メートル独走ドリブルから絶妙ループ弾
　ここ７試合で５得点とゴールを量産している日本代表アタッカーは、今冬にサウジアラビアのアル・ナスルからの高額オファーを拒否した。

　ブライトン専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は「ミトマにとってお金がすべてではないのだ。莫大な資金よりも重要なのは、彼がピッチ上で何を達成するかだ。可能な限り最高のレベルでプレーし、最終的に、今では有名なドリブルに関する論文を書いたときに抱いていた、チャンピオンズリーグ（CL）に出場するという野望を達成することだ」と綴り、こう続けている。

「つまり、近いうちにサウジへの移籍はないということだ。しかし、ミトマが今からシーズン終了までこのレベルのパフォーマンスを維持すれば、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できるクラブが夏に彼に興味を示すことは間違いないだろう」
 

　同メディアは「言うのは簡単だが、実行するのは難しい。チャンピオンズリーグのクラブが巨額のオファーでミトマの獲得に動いた場合、ブライトンは本当にそれを断り、ミトマは長年抱いてきた夢を否定できるだろうか？」と主張。退団した場合の影響をこう見立てている。

「ブライトンの歴史上最も興味深く好感の持てる選手の一人であることは言うまでもない。ミトマの代わりを見つけるのは、彼の類まれな才能のせいで、ほぼ不可能だろう。ミトマが調子のいいときは、ブライトンは試合に勝つ。それは、現在の成績を見ればわかる」

「昨シーズンの最後の３か月間出場できなくなったときに何が起こったのか。ミトマを失ったことは大きな痛手であり、最大の打撃だった」

　崩しの切り札の退団に戦々恐々としているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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