現地時間２月23日に開催されたブンデスリーガ第23節で、伊藤洋輝が所属する首位のバイエルン・ミュンヘンがフランクフルトとホームで対戦。伊藤が加入後初ゴールを奪うなどし、４－０で大勝した。

　25歳の日本代表DFは、昨夏にシュツットガルトからステップアップし、バイエルンに加入したものの、プレシーズンマッチで中足骨を骨折。長期離脱を強いられ、今月12日のセルティック戦（２－１、チャンピオンズリーグ）でようやく初出場した。

　そして今回のフランクフルト戦で、左SBで２度目の先発を果たすと、１－０で迎えた61分だった。CKのこぼれ球に反応し、利き足とは逆の右足でダイレクトシュート。見事に初ゴールを奪ってみせた。
【動画】逆足のダイレクト弾！バイエルン伊藤洋輝の移籍後初ゴール

　SNS上は賛辞の声で溢れるなか、『Bayern & Germany』によれば、ヴァンサン・コンパニ監督も確かな結果を残した背番号21を絶賛だ。

　現役時代はベルギー代表やマンチェスター・シティで活躍した38歳の指揮官は、「彼は長い間離脱していたが、超短期間で私たちのクラブにとって、非常に貴重な選手になると証明してくれた。６、７か月の離脱を経て、今日ゴールを決めたことも素晴らしい話だ」と語った。

　初出場、初先発、そして初ゴール。伊藤が世界屈指の強豪でも着実にステップアップしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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