「手も抑えられて足も挟みに来ていて…」ヴィッセル武藤嘉紀が“危険なファウル”に警鐘「怪我する恐れが高いプレーでした」

2025年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「やっていいファウルとやってはいけないファウルがあると思う」

武藤が怪我をする恐れがあるファウルに苦言。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸は2月22日、J1第2節で名古屋グランパスと敵地で対戦。56分に先制を許したが、70分に同点弾の大迫勇也がその5分後に2点目を奪取。勝ち越しに成功したが、85分にPKで失点。2-2の引き分けに終わった。

 勝点1の獲得に留まった一戦では、選手同士がエキサイトする場面もあったようだ。試合後にクラブの公式サイトが武藤嘉紀のコメントを掲載。背番号11は次のように語っている。

「ただ引っ張る等の戦術的なファウルなら怒らなかったですが、手も抑えられて足も挟みに来ていて、怪我する恐れが高いプレーでした。そういうプレーというのはこっちも分かるし、やっていいファウルとやってはいけないファウルがあると思うので、あのように両足で来られて、足の着き方が悪ければ靭帯が切れて、今シーズンを棒に振るようなこともあり得るようなプレーだったので少しエキサイトしてしまいました」
【動画】肩だよ、肩だよ――大迫勇也が開始1分に得点かと思われたが...
 チームは現在、少なくない怪我人を抱えている。武藤は「全員の力が必要になりますし、怪我人は多い状況ですが、これを乗り越えて戦う必要があります」と前を向く。「ACLEもJリーグももちろん勝ちたいですし、難しい状況ですが、今まで出れていなかった選手にとっては大きなチャンスなので、みんなが自分がやってやろうという気持ちで望んで勝利に向かっていけば、チームとしてももう一段階成長できると思います」と続ける。

 開幕戦は浦和レッズとスコアレスドローで、ここまで2試合を終えて2分けとまだ白星がない神戸。次節は26日にホームで京都サンガF.C.と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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