清水エスパルスのMF乾貴士が、クラブの公式YouTubeチャンネルでJ１第１節と、ホーム開幕戦となる第２節について語った。

　乾は、２月16日に国立競技場で行なわれた第１節の東京ヴェルディ戦で、４－２－３－１のトップ下で先発。得点にこそ絡めなかったものの、狙い澄ましたパスや惜しいシュートなども披露し、１－０の勝利に貢献した。

　クラブとしては、３年ぶりのJ１での公式戦であり、リベンジの場でもあった。国立で開催された23年のJ１昇格プレーオフ・決勝の東京V戦で、清水は後半アディショナルタイムに追いつかれ、１－１のドロー。J１昇格を逃した。

　当時もスタメンで出場していた乾は、ファン・サポーターの心理に言及しつつ、今季開幕戦の勝利を喜んだ。
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「どちらかと言うと、ファンの方のほうが、たぶんそういう思いが強かったと思うので、そういう思いに応えたいのは、もちろんありましたし、（新）国立で初めて勝てた。そういう意味では、すごく良かったと思います」

　清水の次戦は22日に行なわれ、ホームのIAIスタジアム日本平にアルビレックス新潟を迎える。本拠地でのJ１勝利は、22年８月27日の京都サンガF.C.戦（１－０）以来ない。熟練MFは「去年同様、ホームで負けないことを、みんなで意識してやってきたいですし、J１では３年前の８月から勝ってない。しっかり１個勝って波に乗りたいです」とコメントする。

　さらに、「去年、自分自身もアイスタで点は取れてないので、しっかり点を取ったり、アシストしたりしたいと思います」と、目に見える結果を出す姿勢を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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