船越ジャパン、91分に被弾で韓国と1-1ドロー。GS2位通過、W杯出場権を懸けたイランとの準々決勝へ【U-20アジア杯】

2025年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

神田奏真がお腹でゴール、守護神の荒木琉偉も見事なパフォーマンス

鋭くこぼれ球に反応し、ゴールを奪った神田。写真:佐藤博之

 現地時間2月20日に開催されたU-20アジアカップ中国2025のグループステージ第3節(D組)で、船越優蔵監督が率いるU-20日本代表がU-20韓国代表と対戦した。

 日本は初戦でタイに3-0で勝利、2戦目はシリアと2-2でドロー。1勝1分の勝点4でD組の2位につけており、連勝ですでに突破を確定させている韓国に引き分け以上で、準々決勝進出を決められる状況だ。

 より強い覚悟を持って臨む日本は開始5分、佐藤龍之介が蹴ったCKに喜多壱也がヘッドで合わせるも、枠の右に外れる。

 21分には1本のロングパスでハ・ジョンウに抜け出されるが、守護神の荒木琉偉が見事に左足で止め、大ピンチを切り抜ける。

 五分五分の展開が続くなか、28分に先制に成功する。石井久継がゴール前に送り込んだボールを、相手GKキム・ミンスが弾くと、鋭く反応した神田奏真がお腹で押し込んだ。

 さらに38分には、中川育の斜めのパスをペナルティエリア左で受けた高橋仁胡がダイレクトで折り返し、石井が飛び込むも、惜しくも届かず。
【動画】ナイスプッシュ!若きサムライが日韓戦で奪ったゴール
 1-0で前半を終え、後半も果敢に追加点を目ざすが、なかなか決定的なチャンスは作れない。

 船越監督は69分に最初の交代カードを切り、先制点を演出した石井に代え、井上愛簾を投入。さらに78分にはスコアラーの神田と大関友翔を下げ、道脇豊と中島洋太朗も送り込む。

 このまま最終盤に突入し、1-0でタイムアップかと思われたが、90+1分にキム・テウォンに被弾。土壇場で1-1のドローに持ち込まれ、日本はD組2位での突破となった。

 2月23日に行なわれる準々決勝では、C組1位のイランと相まみえる。そこで勝てば、上位4か国に与えられるU-20ワールドカップ(2025年9月からチリで開催)の出場権を手に入れられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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