「狂ってる」「不公平だ」「神戸に謝罪と説明を」山東の撤退でACLEは大混乱!ヴィッセルがまさかの3→5位転落、韓国の浦項も非情のGS敗退か。AFCの“16強確定”投稿が大荒れ!「神戸は4位以内が確定したからターンオーバーをしたんだぞ」

2025年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームのメンバーの何人かが重篤な体調不良」

4位以内が確定したはずの神戸だったが…。(C) Getty Images

 前代未聞の事態が大混乱を引き起こしている。

 山東泰山は同日、リーグステージ第8節(最終節)で韓国の蔚山とのアウェーゲームを戦う予定になっていたが、試合をキャンセル。山東はその理由を次のようにリリースしている。

「チームのメンバーの何人かが重篤な体調不良に陥ったため、医療チームの検査の結果、蔚山戦に出場するチームを編成することができなかった。私たちはこの件を深く悔やんでおり、AFC、蔚山、ファン、そして社会のあらゆる分野の方々に深くお詫び申し上げます」

 AFCがこの試合のみを無効にするのではなく、撤退という形にしたため、規定上は、山東の1~7節の試合も全て取り消しとなる。当然、成績や順位も変わり、山東と試合が組まれていなかった3チームだけ8試合を消化するという不公平極まりないスタンディングとなる。

 AFCはこの処置について、現時点で公式発表をしておらず、公式サイトでは山東戦の結果が含まれたままの順位表が掲載されている(山東と蔚山のみ7試合)。1位は横浜F・マリノス、2位は川崎フロンターレ、3位はヴィッセル神戸と日本勢がトップ3を独占し、山東もまだ8位に名を連ねている。
 
 そんななか、ACLの公式SNSでは、16強に進出する東地区の8チーム(残り8チームは西地区)を発表。ここでは、"山東戦"抜きの順位となっているようで、明確な順位は示されていないが、山東戦の勝利が無効となった神戸が5番目(おそらくは5位)に転落している。

 1~4位はラウンド16の第2レグをホームで戦えるアドバンテージがあるが、5位ではそれがなくなり、対戦相手も6位のブリーラム・ユナイテッド(タイ)だったはずが、4位の光州(韓国)となる。

 より納得がいかないのは韓国の浦項で、通常の順位は9位ながら、8位の山東が撤退したため、8位で16強に進めるはずが、同様に山東戦勝利の取り消しによって9位のまま。投稿にあった8チームからは外れている。
【画像】大荒れ!AFCが投稿したACLE東地区の16強進出8チーム

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