「彼のキャリアは2歩後退した」スコットランド王者で85発→フランス下位クラブで大苦戦の日本人FWを古巣の地元メディアがバッサリ「英雄が…」

2025年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レンヌで難しいスタートが続く」

レンヌではまだゴールに絡めていない古橋。(C)Getty Images

 絶対的な立場を捨ててまで挑んだ冒険は、険しい船出となっている。

 古橋亨梧はこの冬、セルティックからレンヌに移籍した。だが、加入から3試合で出場機会は限られ、ゴールやアシストは記録できていない。

 3年半で85ゴールを挙げたスコットランドでは今季も12得点をマークした。以前ほどの得点力ではない。だが、控えFWアダム・イダの不振もあり、エースの座に揺らぎはなかった。

 しかし、レンヌ移籍後はデビュー前に成績不振で監督が交代。初戦は66分までプレーするもネットを揺らせず、批判も浴びた。続く2試合目は出場機会なし。前節リール戦は後半途中からピッチに立ったが、直後に味方が退場者を出し、さらに自身は肩の負傷にも見舞われている。

 チームは0-2でリールに敗れ、連勝が2でストップ。リーグ・アンの13位に転落した。
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 難しい出だしに、古巣セルティックの専門サイト『67 HAIL HAIL』は2月17日、「セルティックの英雄キョウゴ・フルハシはレンヌで難しいスタートが続く」と題した記事で、元エースの苦境を伝えている。

「キョウゴはレンヌで出場わずか83分、枠内シュートは1本だけだ。かつてのセルティックのアイコンが、フランスのクラブでもいずれ得点するであろうことは疑いない。だが、3週間前にセルティックを離れて以降、30歳の彼のキャリアは今のところ2歩後退したと感じられるはずだ」

 古橋退団後もセルティックはイダや前田大然が好調。公式戦5試合で15得点とゴールを量産しており、厳しいスタートになった古橋とは対照的だ。

 ただ、シーズン半ばの移籍だけに、容易でないことは想定内だったはず。できるだけ早く、古橋が事態を好転させられるように期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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